2015年02月08日

第36回「Kyoto演劇フェスティバル」:京都府立文化芸術会館

開催期間:2015年2月7日(土)〜15日(日)

◇京都西陣創造集団アノニム [開演:17:30]

枕狂言「朗読劇 正夢かそれともただの夢なのか」

登場人物は神風特攻隊を作った男・大西瀧治郎を夢に見た女性と大西の亡霊と若い女性の三人。
お芝居の内容は良く分からなかったけれど、若い命を送りださなければならなかった男の気持ちはいかばかりのものであったのかもうやだ〜(悲しい顔)
戦争は起こしてはならないことだけど、日本人としての誇りは忘れないで欲しいぴかぴか(新しい)

「人を喰った話」

脚本:宮本研

一見怖そうなタイトルですが、ユーモアたっぷりのお芝居でした。

ある小さな町の検事局の一室での聴取の話。

まじめな検事さんと書記がいちいち通訳している方言丸出しのおばちゃんの会話がかみ合わず、可笑しかったわーい(嬉しい顔)

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2014年01月26日

DVD『小さな狂言師 誕生〜野村萬斎・親子三代の初舞台〜』:2004/10/22 (110分)

11時から図書館で映画会があったので、見に行ってきました。DVDの上映なんだけどね。

野村萬斎親子三代の初舞台_20140126.JPG【内容】(「キネマ旬報社」データベースより)
2004年3月にNHKスペシャルで放映された野村家3代に渡る伝統芸能継承を追ったドキュメンタリー。
3歳で初舞台に立った野村萬斎の少年時代、狂言師としての活躍の軌跡、受け継いだ芸を息子に伝えるまでを収める他、「靭猿」の演目をノーカットで収録。


【感想】
古典芸能の世界は人から人へ受け継がれていくものなので、稽古は厳しいなあ。
3歳になったら『靭猿』の子猿の役で初舞台を踏むのが習わしのようで、野村萬斎さん(当時37歳)の息子・裕基君も2003年の初舞台に向けて、じいじ(野村万作さん)やお父さんから芸を仕込まれます。

お祖父さんは一歩距離を置いて、厳しくも優しく教えています。何人も子猿を教えてきた余裕だね。

萬斎さんは裕基君に「鬼の顔になってる」って言われる程、かなりビシビシ躾けてます。

萬斎さんもシェークスピア劇に出たり、映画に出たりといろんなジャンルに関わっていることで、改めて狂言の良さを認識できたみたいなので、息子とも休日は虫取りに興じたりと縛りを設けないようにしているようです。

《靭猿(うつぼざる)》
太郎冠者と狩りに出かけた大名が、猿曳きに出会い、靭(矢を入れる筒)に猿の皮をかけたいので猿を譲れと迫ります。

矢を向けられた猿曳きは断り切れず、子猿に因果を含め一打ちにしようとしますが、無邪気な猿の様子に殺しかね泣き伏してしまいます。

その様子に心打たれた大名は許し、それに対して子猿はお礼を言い、舞いを舞ったり月見をしたり。
それを真似る大名との掛け合いが微笑ましい演目です。


初舞台は、お尻を掻いたりでんぐり返りをしたりといった子猿の仕草もおざなりだったのが、ここに収録されている6回目では見事に演じ切ってます。
たどたどしいのも母性本能をくすぐって可愛かったけどね。

指先まで神経を行き渡らせたり、片足でバランス取ったりと基本の身体を作るのに大事なことなのでしょう。

猿曳きの萬斎さんが本当に涙を流すシーンには感動。
久しぶりに能や狂言を見たくなったよ。

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2011年02月26日

第32回Kyoto演劇フェスティバル

期間:2011年2月11日(金・祝)〜27日(日)
場所:京都府立文化芸術会館

2月26日(土)ホール

●創造集団「アノニム」15:00〜16:00

『ミステリー・ステーション・ストーリー』

作:芳地隆介
演出:菊川徳之助

出演:
謎の男A…赤田信郎
謎の男B…菊川徳之助

(メトロ・ストーリー)
若い女…あつみ空光
中年の女…西村孝子
彼女の亡夫…中村光宏
若い男…松田潤
年配の男…佐野竜介
彼の亡妻…みどり

(バス・ストップ・ストーリー)
男…佐野竜介
女…岸村英子

【あらすじ】(パンフレットより)
ここはほんとに地下鉄の駅?ここはほんとにバス停?
いつもの日常とちょっと違う、出会いの風景!

【感想】
嘘か本当か、本当か嘘か。
ミステリーと言いつつ、犯人探しの必要は無く、死者を乗せた電車が走る地下鉄の駅という都市伝説的なお話と、誰も来ないバス停はいたずらで動かされたのかどうなのかというお話の2本。

やっぱり芳池作品には結論がない。
観客側で考えてくださいってことみたいです。

20年位付き合いのある劇団なので、役者の入れ替わりがあっても、演出は菊川先生で、何となく安心して見ていられる。
キャスティングがぴったりはまってる。

中年の女がお父ちゃんと呼んで現れた亡夫はめちゃくちゃ若〜い。
死んで歳を取らないから当たり前なんだけど、実際に並ぶと違和感あり過ぎて笑っちゃう。
亡夫と居る時は妻も心の中では若い時分に戻ってるのかな。

芳地さんの台詞はやたら語呂合わせのような言葉の羅列が多いので、台詞を覚える役者は大変だよね。

バス停で待つ男女がバスを待っていたという必然性は無い?
日常の中の非日常を表現したかったのか。
う〜ん、1回観ただけでは言葉を吟味する余裕もないので、後からじんわりと出てくるものがありそうです。
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2011年02月11日

劇団そとばこまち『アニマルズ』:十三(大阪市)

公演期間:2011/02/10(木) 〜 2011/02/13(日)
会場:劇団そとばこまちアトリエ「BlackBoxx」

そとばこまち×ドナ研プロデュース#1
【企画・プロデュース】坂田大地×川下大洋

●2月11日(金・祝)13時〜14時50分

作・演出…川下大洋(Piper)

出演:
ななみ…南園みちな
リオ…イトウエリ
サキ…佐藤美月

エビちゃん…川端明恵
麦…森麓文
岩田…川下大洋

桃田…木村公嗣
ノア…田中直樹

山坂…中山吉孝

神酒(ミキ)…辻井江実子

輪島…北川肇
ミラ…森有香
ケン…長谷普/新谷佳士

【あらすじ】
十三大学どうぶつ人類学研究室(架空)に新入生3人が入ってきました。
可愛い動物の生態観察を期待する者、解剖を希望する者。
ところが教授の岩田の研究は動物でもある人間観察。
ターゲットを決めて、四六時中観察記録を取ることが課題。
来年の研究室閉鎖を言い渡され、何か結果を残す必要に迫られる。

【感想】
同僚が役者として出演しているので、他の同僚3人と初めて「そとばこまち」の舞台を見てきました。

ちらしでは皆白衣姿で、作者のコメントには「利己的な遺伝子」とか「文化の遺伝子(ミーム)」を提唱したリチャード・ドーキンスの話が載っていたので、もっと理系の話かと思っていたら、哲学的な話だったようです。

でも、あれも言いたいこれも言いたいという気持ちが伝わって来すぎて、的が絞れていないような印象。

何をやっても空周りの人間、こんなダメ男、居るよな〜。

ミキの宗教家ぶりは迫力あった。夫婦の会話も夫の方が負けてる?
男は口では女に勝てないよ!!

絶対尾行に失敗しないような目立つ服装。他の人と違うことしたいのね。
あちこちのビルの電源探して、クリスマスツリーさながらの電飾の衣装は奇麗だった。

人間って面白い生き物だ。

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劇団そとばこまちアトリエ 「BlackBoxx」

住所:〒532ー0023 大阪府大阪市淀川区十三東3-28-16 木村ビル4F
電話:06-6885-3033
ホームページ http://www.sotobakomachi.com/atelier.html座席:82席
交通手段:阪急十三駅より徒歩5分
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2009年12月07日

宙組 ミュージカル『カサブランカ』:宝塚大劇場

公演期間:2009年11月13日(金)〜12月11日(金)

土日公演のチケットは完売。当日券行ってなかったらショックなので、前売り券を梅田芸術劇場窓口で購入。(A席29列64番、5,500円)
最後列だけど、真ん中よりなので割と見やすかった。2階席の庇が少し圧迫感があって、音響的にはちょっと割れる気もする。

【解説】(宝塚劇団ホームページより)
アメリカ映画史上ベスト・ワンに輝く、ラブストーリーの最高傑作「カサブランカ」の世界初のミュージカル化に、宝塚歌劇団が挑戦します。

1940年、第二次世界大戦下にあるフランス領モロッコのカサブランカ。
ナイトクラブを経営するアメリカ人リックの店に、ある夜、反ナチスの指導者ラズロが訪れる。
その妻は、かつてリックがパリで恋に落ちたイルザだった。
再会した二人の恋が、自由を求める人々で混沌とした激動の地カサブランカで、激しくも哀しく燃え上がる……。

愛する女性の自由を守るために命を懸けるリックを、大人の男のダンディズムを感じさせる男役として定評のある宙組新トップスター大空祐飛が演じます。
またヒロインのイルザには、実力派の宙組新トップ娘役・野々すみ花。宙組新トップコンビの大劇場でのお披露目作品に相応しいミュージカル大作です。

宝塚_カサブランカ.jpg【脚本・演出】小池修一郎

【配役】
リチャード・ブレイン(リック)…大空祐飛
イルザ・ランド…野々すみ花
ヴィクター・ラズロ…蘭寿とむ
サム…萬あきら(退団公演)
フェラーリ…磯野千尋
カール…寿つかさ
コリーナ・ムラ…鈴奈沙也
シュトラッサー少佐…悠未ひろ
ルノー大尉…北翔海莉  ほか


【感想】
前回の『大王四神記』に続き、久々の宝塚、そして同じく小池先生の演出だったんだあ。好みが合うのかねぇ。
cocoさんの言うようにほんと映画そのまんまだったね。映画では日本人には分かりにくかった歴史的なこととかも、分かりやすい台詞を入れて、よく出来た脚本です。

回り舞台も上手く使って、店の外から中へ、現在から過去の思い出へと場面転換がスムーズで、その世界にず〜と引き込まれたままでした。

こんなに内容の分かりやすい歌詞は初めてのような気がする。大空さんの深みのあるソロの歌声に男の色気を感じるし、群衆が一斉に歌いだすのはミュージカルならでは。ミュージカルと聞いてどうかなと心配だったけど大成功だわひらめき

名訳として知られる「君の瞳に乾杯!−Here's looking at you, kid.」。CSでは「この瞬間を永遠に」になってたけど、絶対、この台詞がないとね揺れるハート

リックもまたレジスタンス活動に参加していくことを決意したのかな。

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2009年11月14日

Studio Life『十二夜』(βチーム)当日券完売(T_T)

のんびり構えてたら、当日券9席分は売り切れ。キャンセル待ちも30人だって。出ても5枚だろうというので諦めて帰ってきました。

見れないとなると見たくなるもんだね。でも明日は仕事だから行けないわ。

一応、βチームのキャストを記入しておきます。

[βチーム]

ヴァイオラ/シザーリオ…松本慎也
セバスチャン…関戸博一

オーシーノ…曽世海司
ヴァレンタイン…山崎康一
公爵の廷臣/役人1…笠原浩夫
公爵の廷臣/役人2…石飛幸治

オリヴィア…及川健
マライア…林 勇輔
サー・トービー・ベルチ…船戸慎士
サー・アンドルー・エイギュチーク…青木隆敏
フェイビアン…藤原啓児

マルヴォーリオ…坂本岳大(客演)

フェステ…倉本 徹
アントーニオ…牧島進一
船長・司祭…河内喜一朗

コーラス隊…大沼亮吉
コーラス隊…荒木健太朗
コーラス隊…三上 俊
コーラス隊…吉田隆太

松慎ヴァイオラと鳩の4人を見てみたかったなあ。
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2009年11月12日

Studio Life『十二夜』(αチーム):ABCホール(大阪)

この日は、プラットホームパフォーマンス(18:15〜18:30)がありました。海外ではロビーとかでよくやるらしい。
当日券発売17:30より前から大勢が並んでいるから、当日券手に入らないのかと思っていたら、パフォーマンス中は自由席だから席取りだったみたい。

ジュニア7のメンバー6人(荒木、松本、三上、吉田、関戸、大沼)で結成した音楽ユニットがCD発売したんだって。
藤原さんを司会にメンバーのインタビューがあって、その後「雪月花」を熱唱。振付付きでなかなかやるじゃん。曲自体はあんまり興味なかったけど。

最後にサプライズで、吉田君が「おトイレ!」って言って立ち去って、司会者オロオロ。そこにバースデーケーキを持って吉田君再登場。今日はミカりんの誕生日だったんだ。
びっくりしたのは司会者で、ミカりんはわ〜いと予想してたみたい。

2009年11月12日(木) 19:00〜21:55 (B列16番) 当日券5,800円

【原作】ウイリアム・シェイクスピア

【翻訳】松岡和子

【上演台本・作詞・演出】倉田淳

【キャスト】
[αチーム]

ヴァイオラ/シザーリオ…山本芳樹
セバスチャン…奥田 努

オーシーノ…曽世海司
ヴァレンタイン…及川 健
公爵の廷臣/役人1…倉本 徹
公爵の廷臣/役人2…船戸慎士

オリヴィア…舟見和利
マライア…石飛幸治
サー・トービー・ベルチ…笠原浩夫
サー・アンドルー・エイギュチーク…青木隆敏
フェイビアン…藤原啓児

マルヴォーリオ…坂本岳大(客演)

フェステ…山崎康一
アントーニオ…牧島進一
船長・司祭…河内喜一朗

コーラス隊…林 勇輔
コーラス隊…篠田仁志
コーラス隊…冨士亮太

【あらすじ】(ホームページより)
双子の兄妹、セバスチャンとヴァイオラの乗った船が難破し、妹ヴァイオラはとある海岸に打ち上げられる。兄が死んだと思ったヴァイオラは、男装してシザーリオと名乗り、オーシーノ公爵の小姓として仕えることに。
オーシーノは、伯爵令嬢であるオリヴィアに恋をしていたが、兄の喪に服している令嬢はその想いを頑なに拒んでいた。オーシーノはシザーリオに恋の使いを命じるが、密かにオーシーノへの淡い想いを抱くシザーリオにとってその命令はとても辛いものだった。
ところが、使者として訪れたシザーリオに深窓の令嬢は一目惚れ!!
令嬢に求婚中のアンドルー、思い込みの激しい令嬢の執事も加わって、シザーリオは令嬢をめぐる恋のスパイラルに巻き込まれていく。
一方、ヴァイオラがてっきり死んだと思っている双子の兄セバスチャンがヴァイオラのいる街にやって来て、物語はさらにこんがらがった方向へ…

【感想】
シェイクスピアの時代にもオールメールで演じられていた訳だけど、私にとっては20年以上前にBBC放送の『十二夜』を見たイメージが強くって。あのヴァイオラ役の女優の見事な台詞回しと女性の秘めた切なさを表現する姿が目に焼き付いてる。
芳樹ヴァイオラはおんな女し過ぎて、私の大嫌いなぶりっこにしか見えないよ〜。ボーイッシュな女性が男性の振りをするのとは違って、男性が女性の役をして男装するというのは複雑だけどね。

この舞台までに昔買った原作を読んでおくつもりだったけど、間に合わず。パラパラとめくってみると、フェステ(道化師)が(singing)とはなってるけど、他の部分までミュージカル仕立てになってるのは私は好きじゃないのよね。
歌が下手ってこともないけど、シェイクスピアのとうとうと語られる長台詞が好きだから。
歌って踊ってだと内容がいまいち分かりにくい。

笠原トービーのプレスリー張りのリーゼントヘアもちょっとなあ。顔がまん丸く見えちゃうよ。
相手役の石飛マライアの受け方に助けられてたかも。笠原さんはやっぱり王子様じゃなくっちゃ。

マルヴォーリオ役は最初誰だか分からなかった(『夏の夜の夢』の女役ヘレナしか見たことがなかったから)。
この劇団にこんなでっかくて存在感のある役者さん居たかなと思っていたら、岳大さんじゃあ〜りませんか!
さすがに上手いなあ。傲慢な性格ゆえにいたずらされて酷い目にあうんだけど、結構その一途さに哀れを感じたりして。

コーラス隊が鳩っていうのは驚き。首の動きや目の瞬きがアクセントに。

ふなみんオリヴィアは美しいわあ。彼こそ男が演じた女性のギャップの面白さが出てた。

土曜の午前、仕事で大阪に出るからβチームの松慎のヴァイオラを見ようかどうか迷うなあ。
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2009年08月22日

劇団DOMO『The Dream』:うはらホール(東灘区民センター5・6階)

2009年8月22日(土)16:00-17:00 当日券3,500円

domo_dream1.jpg domo_dream2.jpg

劇団『アノニム』の友達から、菊川先生の『ソウルの落日』が招待を受けたらしく、その関係で韓国の劇団が来日してると情報がありました。

【原作】チャールズ・ディケンズ『クリスマス・キャロル』

【演出】黄雲基(ホァン・ウンギ)

【出演】
黄雲涌(ファン・ウンヨン)…スクルージ
安a貞(アン・ミンジョン)…スカーレット
姜俊桓(ガン・ジュンファ)…ボブ
金漢淑(キム・ハンスク)…ボブの妻
閔庚(ミン・キョン)…門付け

【感想】
韓国の劇団なので、字幕ありますよねって聞いたら、主な所だけで、後は身振り手振りで分かりますとのこと。

開幕と同時に現れたのは、傾斜舞台と5つの箱。この箱は分裂、孤独、相似、媒体、その他を表すらしい。
箱の下から足だけ覗いて、箱同士がおしゃべりしている感じが可愛かったな。

ワークショップではバフーン(Buffoon;道化)を行ったようなので、そういうストリートパフォーマンス的なことを主にやっているのかな。
言葉がなくても、外国で通用しますからね。
前半は台詞は少しでジェスチャーとダンス的な要素のある構成で、後半は少しお芝居がありました。

ディケンズの『クリスマスキャロル』を読んだことがなかったので、お芝居には字幕が付いていたけど、夢の中の出来事っていうことは理解できても、未来につながる感動はなかったなあ。
本自体が短いけれど、さらにスクルージのエピソードのみを象徴的なイメージ劇としてかなり脚色しているみたいです。

身体表現のレベルは高かったけれど、顔の表情が見にくかったのは残念。

音楽や照明の使い方は良かった。
韓国の民謡みたいな感じの歌は、ノリが良くて楽しい。韓国ドラマの大道芸とかによく出てくる感じ。

奥さんが亡くなって、白い仮面をつけた亡霊が現れるシーンは、布の中でぐ〜んと伸びたのにはビックリ。
まるで『千と千尋の神隠し』の「カオナシ」じゃん!?

最初に算盤を持って登場したスクルージは守銭奴を表しているのだろう。
何が彼にそうさせたのか分からなかったけど、改心して、白い紙吹雪をそれぞれの箱に置くシーンは施しを表しているのか。

短い韓国語さえ分からなかったから、夢の中に感情移入しきれなかった気がする。
最後に箱の中から人が目覚めていくシーンは、『真夏の夜の夢』だね。

パフォーマンスとお芝居の融合という新しい試みではあるけれど、私的には中途半端だったかも。
どちらか中心で見てみたくなった。

《演出者のノートから》
夢を見るということは生きている証拠である。
過去の思い出が夢に現れる時もあるし、日常が再現される時もある。
未来を予感する時もあるし、夢の中で望みが叶う時もある。
演劇『ザ・ドリーム』は夢を見ない人間に夢を見させる話である。
夢を通して懐かしさと愛の価値を教え、もう一度希望の夢を持たせる。
生きていても夢を持たない人と利己的な夢を見ている人に、
明日の朝が輝くような“夢”を見て欲しい。


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2009年07月18日

Studio Life『LILIES』(FEU):新神戸オリエンタル劇場

liles.jpg
2009年7月 18日(土) 13:00〜15:30 (A席・3階B列15番) 当日4,500円(前売り4,000円)

【原作】ミシェル・マルク・ブシャール

【上演台本・演出】倉田淳

【キャスト】
[FEUチーム]

シモン・ドゥセー…新納慎也(客演)
ヴァリエ・ド・ティリー伯爵…松本慎也
ジャン・ビロドー…林勇輔

マリー・ロール・ド・ティリー伯爵夫人…関戸博一
マドモアゼル・リディアンヌ・ド・ロジェ…山本芳樹

聖ミッシェル神父/ユー男爵…船戸慎士
ユー男爵夫人/奴隷の少女…村上幸平(客演)

晩年のシモン/シモンの父親…石飛幸治
ジャン・ビロドー司教…青木隆敏

【あらすじ】(ホームページより)
修道院で出会った3人の少年に起こった悲劇。
封印されたシモンとヴァリエのロマンチックな物語。

1952年、カナダ郊外の刑務所。
囚人達の告解を聞くために訪れたビロドー老司教は突然、看守や囚人たちに監禁される。
そして、彼の目の前で囚人シモンの計画による囚人達の手の込んだ芝居が始まる。そこには40年前の自分の姿があった。

奔放な少年シモンと惹かれ合うヴァリエ。そんなふたりに嫉妬心を抱くビロドー。修道院で出会った少年達に何があったのか、封印された過去の悲劇がよみがえる。

【感想】
前回の公演のDVDと映画の『LILIES』を見て、何だか暗いというかまどろっこしくて、あまり面白く感じていなかったので、見る気はなかったんだけど、cocoさんのブログを読むと新納シモンと松本ヴァリエのカップルは私のイメージするキャスティングじゃないの。これは見なくては!と午前中大阪の仕事を終えて速攻で駆けつけました。
間に合うかどうか分からなかったので前売りは買わず、20分前に当日券を買うことができました。

お金も乏しいし、新神戸オリエンタル劇場の3F席は列も少なく一番前だとよく見えるのでA席を。これが大正解ひらめき

ヴァリエの入浴シーンに登場するバスタブの中まで見えて、お湯が松慎の太ももの半分位しかない。白い入浴剤入れてるとは言え、見えそうでヒヤヒヤしちゃったよあせあせ(飛び散る汗)わーい(嬉しい顔)

細かい感想はcocoさんが詳しく書いているので、そちらを読んでもらうとして、彼女が言うように視覚的にも美しすぎる。(心の中で)ギャーギャーぴかぴか(新しい)も〜、悶絶ものでした揺れるハート

服のまま飛び込んできた新納シモンに抱きしめられる場面。しなるような松本ヴァリエの背中に新納シモンの長い腕が巻きつき、長い指がきつく食い込むようムード

終演後、友達に新納さんっていくつ?って聞いちゃったほど。軽く30歳は超えてるはず、それなのにいやらしさも全く感じさせず、10代の純粋な愛を演じるとはさすがです。

入団してきたときから、同郷ということもあって注目していた松慎もここまで体当たりの演技ができるようになるなんて嬉しいなあグッド(上向き矢印)(まるで親心)

林ビロドーも若い嫉妬心をストレートにぶつける感じでやっぱり上手いなあ。
逃亡中のシモンとヴァリエと一緒に逃げようと迫る時は、シモンを手に入れるためならヴァリエが一緒でも構わないっていう勢いで、それさえもシモンに拒絶されて狂っちゃう姿が迫真の演技でした。

関戸ティリー伯爵夫人も悪くなかったよ。母親にしては若すぎるけど、夢の中に生きる子供のような女性って感じが出ていた気がする。
cocoさんは狐狩りの場面で、伯爵夫人がヴァリエによって「死」をもたらされる時の演出が残念だったみたいだけど、私はこっちの方が好きだったな。
伯爵夫人の右手が最期にヴァリエの頬を撫でる一瞬…伯爵夫人には「生」への執着はなく、ヴァリエの手で「死んでいける」ことに喜びを感じていたんじゃないかと。これでずっと夢の世界に生きていけると。
関戸君の風貌が優しいからこういう演出にしたのでしょう。かなり難役だけど、きっと良い経験になったと思うよ。

山本リディは嫁き遅れのオールドミスって感じで、シモンを誘惑出来たとは思えない見苦しさでした。がっかりですバッド(下向き矢印)
ヴァリエ役の頃から随分時は流れてしまったのねもうやだ〜(悲しい顔)

客演の村上さんは初めて見るけど、奴隷の少女の練習風景はわざと滑ってる?(舞台挨拶で再度挑戦してみせたってことは関西人には受けなかったことを気にしてるのか?)

石飛さんは変わらない渋さを見せてました。打算的なシモンの父親役も上手かったな。

青木ビロドー司教は役名を見てたはずなのに、最後まで誰だか分からなかった。
若いビロドーとその後のビロドー司教がいまいち結びつかなかった気がするのは青木ビロドーの苦悶が感じられなかったから?

キャッチコピーの「クリスタライズされた愛は禁断をこえる」に相応しい舞台でした。

終演後、舞台挨拶がありました。

新納さんが、「両親や担任の先生が見に来てくれてます。でも…この役、微妙(笑)」って言って小首を傾げるしぐさが可愛すぎる〜揺れるハート
彼が神戸出身とは知らなかったなあ。松慎はお母さんにお好み焼きを作ってもらったらしいよ。親公認(笑)

写真撮影禁止になって久しく、神戸公演のみフォトセッションがありました。3階だから無理があるんだけどね。
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2009年06月20日

京劇『覇王別姫〜漢楚の戦い〜』:NHK大阪ホール(谷町四丁目)

京劇_覇王別姫.jpg6月20日(土)16:00〜18:15

出演:天津青年京劇団

キャスト:
項羽…猛広禄(文)、王立軍(武)
虞姫…趙秀君



【ものがたり】(NIKKEI EVENT GUIDEより)
秦の始皇帝が没し、群雄割拠する中国で、最後に覇権を争った項羽と劉邦の戦いを軸に、項羽と虞姫の悲恋を描いた物語。

秦の始皇帝が没するとひとつの反乱は次の蜂起を誘発し、燎原の火のごとく中国全土に広がっていった。紀元前206年のことである。
政権を争って群雄割拠するなか最終的に競った武将は、楚の貴族の末裔・項羽(こうう)と江蘇北部の町で無頼漢の頭領から身を起こした劉邦(りゅうほう)であった。

二人は幾度も対戦するが、‘西楚の覇王’と呼ばれ古今無双の勇猛を誇る項羽の戦力は揺るがず、常に劉邦は下風に立たされた。
圧倒的に優勢な項羽軍に対し、劉邦軍は巧妙に立ち回って和議に持ち込み、根拠地・彭城(ほうじょう)に撤退する項羽軍をすかさず追撃した。

韓信(かんしん)率いる大軍勢も劉邦軍に加わった。智将韓信は、兵力が不足している項羽軍の実情を見抜き、ある策を劉邦に提案した。
投降を装った者を項羽の陣営に送り込んで出陣を促し、伏兵を配した九里山に誘い込み、項羽軍を完全に包囲するというものだった。さっそく李左車(りさしゃ)が遣わされる。

困窮する項羽が各地の救援をひたすら待つところに李左車がやってくる。漢に背いて項羽に献策したいという李左車の言に、項羽は惑わされる。
さらに韓信が檄文を飛ばして項羽を嘲笑しているという鍾離昧(しょうりまい)の報告を聞き、かっとした項羽は、周蘭(しゅうらん)や虞子期(ぐしき)の反対を振り切って李左車の進言を容れ、翌日の出兵を決意する。

長年にわたって項羽に付き従い戦場でも片時も離れなかった愛妾・虞姫(虞美人)は、虞子期からの報告を聞き、それとなく項羽に出兵を考え直すよう勧めるが、誰も項羽を止められなかった。

九里山で対峙した項羽と劉邦。自らの武勇を恃む項羽は漢の挑発に乗り、どんどん山に入っていってしまう。韓信の思うつぼであった。
激しい戦いの末、ついに項羽は垓下(がいか)に包囲され、孤立する。韓信はさらなる一手を考えていた。

疲労困憊して帰還した項羽を精一杯励ます虞姫は、心の底で戦の無常を慨嘆する。
そこに四方八方から故郷の楚の歌が聞こえてくる。実はこれこそ、兵士たちに楚の歌を習わせて、楚の陣営まで聞こえるように歌わせるという漢の巧みな策略で、聞いた楚の兵士たちは里心がついて離散し、また項羽は「劉邦が楚の地を取った、祖国も劉邦に寝返った」と意気もついえ、虞姫や愛馬・烏(う)に別れの言葉をかける。
虞姫は項羽を舞いと歌で慰めた後、足手まといになるまいと自刎した。

覇王項羽は、敗色を自らの強豪ぶりを示すことで払拭しようと最後の力を振り絞り、阿修羅のごとく先陣を駆け包囲を突破する―――。


京劇には「文戯」「武戯」がある。
「文戯」とは主に役者の歌唱と台詞によって物語を進行していく芝居で、音楽面では京胡、京二胡など弦楽器と管楽器を中心に唱の伴奏が行われる。
「武戯」とはストーリー展開上立ち回りが中心となり、京劇独特の身体的訓練をフル活用したアクロバティックな動きや、殺陣、集団技などを見せる芝居である。

京劇『覇王別姫〜漢楚の戦い〜』は、項羽と虞姫の愛情を軸に、漢と楚の興亡が描かれるため、約二時間の上演の中で「文戯」中心の場面と「武戯」中心の場面がはっきり分かれる。
そこで「文戯」「武戯」それぞれを得意とする役者によって項羽役は二人一役で演じられることになった。

【感想】
ちょうど午前中、大阪での仕事だったので、久しぶりの京劇を観劇。今回で3回目。

レスリー・チャンの映画『さらばわが愛 覇王別姫』が大好きで、昨年、少年隊の東の舞台を見て、京劇における『覇王別姫』も知っておこうかなと思って。

以前はいろんなことが分からなかったので、新鮮だった気がするんだけど…。

今回は、劇団による違いなのか、演目による違いなのか、はたまた演出の違いなのか、1幕は何だか退屈で面白くなかった。睡魔との闘い眠い(睡眠)

「鞭」(馬に騎乗した状態を表している)を持ち、背中に「旗」(1本で4騎の軍勢を表し、最大4本で16騎)を4本立てた将軍たちがぐるぐると廻るだけ。
銅鑼がかき鳴らされることでリズム感が生まれ、群舞の所作の美しさはあったけど、躍動感はなかったような気がする。

京劇独特の歌声は分かっているけど、何だか声質が好みじゃなかったのかな?
項羽はいわゆる口パクだから、何だか違和感があるし、虞姫の声もキンキンしすぎ?もう少し声に色気が欲しい。
主演は国家一級俳優なので、上手いには上手いんだけどね。中国語といっても地方によって言葉は違うっていうから、その辺の音とかの好みがあるのかな?

2幕はいよいよ漢楚の戦い。
やっぱり戦闘シーンは物足りない。アクロバティックな演技がなかったからかな。
「四面楚歌」という言葉の由来は知ってたけど、この二人の戦いだったとは知らなかったわ。

虞姫の2本の剣を使った舞はお見事exclamation×2手首の返しの柔らかいこと。
最後ののけ反った決めのポーズも格好良かったぴかぴか(新しい)ここだけは大喝采でした。

項羽の足手まといになってはと自害する虞姫。映画や舞台に使われた虞姫はこのシーンと重ね合わせているんだね。

愛馬を失い、項羽の最後のシーンはちょっと感動的だった。


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2009年02月23日

彩の国シェイクスピア・シリーズ第21弾『冬物語』:シアタードラマシティー(梅田)

午前中の仕事終わって、ダッシュで駆けつけ、12時35分に劇場窓口到着。当日券を購入。
(全席指定・23列26番)11,500円(税込)
うどんだけをかきこんで会場入り。

冬物語.jpg

公演期間:2009年2月20日(金)〜25日(水)

2月23日(月) 13:00-14:30,14:45-16:30(実際は少し押し気味でカーテンコールもあったので、終了は16:45)

【演出】蜷川幸雄

【作】W. シェイクスピア

【翻訳】松岡和子


【出演】
レオンティーズ…唐沢寿明
ハーマイオニ/パーディタ…田中裕子
ポリクシニーズ…横田栄司
フロリゼル…長谷川博己

藤田弓子
六平直政
瑳川哲朗 
大石継太 


【紹介】(公式ホームページより)
悲しみに閉ざされた冬の16年間…。
歌と音楽が結ぶ、離散と運命の再会。

次々と世に話題作を送り出してきた彩の国シェイクスピア・シリーズ第21弾となる今回は、シェイクスピアが晩年に描いたロマンス劇『冬物語』をお送りいたします。
家族の離散や遭難などを経て、やがて幸せな大団円を迎えるロマンスストーリー。

2007年、シリーズ第16弾「コリオレイナス」にて難役の武将を演じ新境地を開いたと評価され、平成19年度芸術選奨文部科学大臣賞新人賞を受賞した唐沢寿明がレオンティーズ役に、「ペリクリーズ」でも二役を演じた田中裕子が今回もハーマイオニ役とパーディタ役に挑みます。

【あらすじ】(公式ホームページより)
シチリア王レオンティーズは、幼馴染のボヘミア王ポリクシニーズがシチリアに滞在した折、帰国を引き止める妻の王妃ハーマイオニの言動から、ふたりの仲を疑い始める。
嫉妬心を抑えられないレオンティーズに危険を感じたポリクシニーズは急遽帰国し、ハーマイオニは臣下アンティゴナスの妻ポーライナに匿われる。
レオンティーズは生まれたばかりの王女パーディタをポリクシニーズの子だと思い込み、他国の荒野へ捨ててくるようアンティゴナスに命ずる。
心労で幼王子が急死し、ハーマイオニは自害したと伝えられ、レオンティーズは自分の過ちに気付き激しく後悔する。

―16年の歳月が流れる。ボヘミアの王子フロリゼルは羊飼いの娘(実はパーディタ)と身分違いの恋に落ちて「羊の毛刈り祭」の最中に求愛をする。
息子の相手を探る為に変装し祭りに紛れ込んでいたポリクシニーズは「父親には婚約を知らせるつもりはない」と言うフロリゼルのひと言に激怒しその場を去る。
途方に暮れる二人はシチリアへ駆落ちをし・・・。

【感想】
蜷川さんにしては舞台転換はシンプルで、シチリアの部屋は壁画も衣装も朱色を基調に、ボヘミアは水色でイメージしていました。

前半は唐沢寿明演じるシチリア王が自分の親友と妻の仲を疑って嫉妬に狂ってしまう。
そういう情念を赤で表現したのかもしれないけど、まだまだ迫力が足りないなあ。台詞はシェークスピアらしく饒舌なんだけどね。

前半はやたら役者がずらりと並んで、とうとうと長台詞をいうシーンが多く動きがないので、思わず寝てしまいそうになったよ。

蜷川さんの常連の六平直政さんと大石継太さんが出てきて、やっと笑いのシーンもあって面白くなってきた。

後半はボヘミアに場所を移して、若い二人がラブラブ。

田中裕子のハーマイオニは綺麗だけど、理性的すぎるし、あの年の差でパーディタを演じるのはちょっと無理がある気がする。実年齢からするとかなり若くは見えるのだけど。

いつも王子様役の多い長谷川博己君は相変わらず可愛くてハマってる。どうもパーディタと並ぶと遠目で見る分にはいいけど、台詞をしゃべると完全に年上の女性と年下の男の子って感じ。
田中裕子も頑張ってはいるけど、もともと鼻にかかったような落ち着いた声質なので背伸びしてるのがアリアリ。ここはカナメちゃんにやって欲しかったなあ。

シチリアに駆け落ちして、シチリア王との対面。
実の父と娘だったと、感動的な出会いのシーンが見られるのかと期待していたのに、従者たちがぜ〜んぶ状況説明しちゃったよ。
後ろのドアから皆そろってお出ましに。え〜、これで終わっちゃうの?と思っていたら、ハーマイオニが生きていたってことを明かす。
息子が亡くなったという精神的ショックで口もきけなくなっていたらしいけど、16年間は長いなあ。昔の人って今と違って時間の経過が遅いのかなあ。

笑いを取ろうとするのがミエミエで、どうも中途半端。
もっと歳のベテランの役者さんか、若い男優さんが演じるのが一番シェークスピアらしいかな。

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2009年02月14日

第30回Kyoto演劇フェスティバル

期間:2月7日(土)〜22日(日)
場所:京都府立文化芸術会館

【一般部門】2月14日(土)ホール
今日の1日券で4作品が見れるそうですが、友達が出演する作品と、時間が早かったので次の1作品も見てみました。

●創造集団「アノニム」13:30〜15:00

『西陣の人』

原作:ふじたあさや
演出:菊川徳之助

出演:
父親…松田潤
母親…岸村英子
長女…濱中香衣
次女…太田久美子

佐野竜介
みどり
中村光宏
西村孝子
菊川徳之助

【あらすじ】
戦後8年しか経たない時代の、西陣の織屋一家のお話。
厳しい経済状況の中で苦しみながらも生きる人々の姿を描いています。

【感想】
戦後のそんな時代、西陣織といえば贅沢品だったに違いありません。
現代も不況の真っただ中、消費行動も落ち込んでいますが、一方では格差社会で贅沢な人間もいるわけで、現代の方がもっとシビアかもしれませんね。

昭和の時代を描いているだけだと勘違いしてましたが、作品自体が1953年の今から55年も前に書かれたものなのですね。
きっと演出で、現代の世相を重ね合わせているから新鮮に感じるのでしょう。

進行役ともいうべき西村さんの京都弁でのおしゃべりとピアノの弾き語りでも言っていたように、現代は短絡的な事件ばかりで理解に苦しみますが、むしろ、この時代は皆が苦労しながらも自分のものにしていく力強さがあるように思います。
自分の両親が私たち子供のために苦労してきた姿を見てきただけに自責の念に囚われます。

松田さんは、昭和の時代の頑固で、職人気質の父親像を上手く演じてます。
岸村さんも、母親が父親に付き従い苦労しながらも、娘を思う気持ちがよく出てました。

松田さんも岸村さんも若い時から知ってるので、こんな老け役もしっくりいくようになったのですね。
実際にはどちらも線が細いのに、舞台では熱いです。

織り機の音に合わせてパントマイムで織り機を扱う様子を、透かしの布と照明でそれらしく表現してました。
京都弁が大変そうに聞いてたけど、織り方の練習も頑張ったのね。

キャスティングがうまく役にはまって、それぞれの個性が良く出てました。ちょっぴり泣けて、ちょっぴり元気をもらえた、なかなか面白い作品でした。

京都は本音と建前のある世界。KY(空気が読めない)では生きていけないとか。
KYではないけれど、分かっててもそれに逆らってしまうあまのじゃくな私。

職人は職人としてのプライドをもって生きているように、私も自分の精一杯を生きているのだろうか?


●劇団「人間合格」15:30〜16:20

『夢秤り(ゆめはかり)』

脚本:野口茂子
補佐・演出:今泉おなむ
舞台監督:桶川侑子

出演:
弥生…石原紀子
如月…野口茂子
卯月…高辻麗子
皐月…吉野真知子
葉月…池松桂花
はる…秋山恵子
なつ…米田美恵
竜子…野田幸代
女…寒川芳枝

【あらすじ】
劇団員による初のオリジナル作品。
夢を見ることは前向きに生きること。大きな夢、小さな夢、叶わぬ夢、叶う夢、万人が見ることができる夢。
夢は人それぞれですが、ごく普通の家庭に、ある日突然舞い込んだ夢のような話。

シニア世代の主人公を通して、それぞれの心に芽生えたものは…。そして夢の行方は…。

【感想】
『夢の「重さ」の分だけ年が若返る逆さ浦島太郎は、シルバー世代のしたたかな生きがい?』っていうキャッチコピーに思わず見てしまった。
今度、ブラピの映画で年寄りで生まれてどんどん若返っていくという映画が公開されるって聞いたので、そこまで高度な特殊メイクはできないだろうけど、もっとサスペンスタッチのお話かと思ってました。

最初はテンポもあり、アマチュアなりの良さがあったけど、段々と話が間延びしてきて、キャンペーンガールにスカウトって話には落ちはなかった訳ね?!
いったい何が言いたかったのか分からないままで終わってしまいました。

主人公のおばあちゃんは影で台詞が入って、ちょっと気の毒だった。
最初はボケ老人のふりをしてるのかと思っちゃったよ。
歳取っても元気に演劇を続けている姿には拍手を贈りますが。
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2009年01月31日

ミュージカル『エリザベート』:梅田芸術劇場メインホール

エリザベート上.jpg
エリザベート下.jpg

1月31日(土)12:00公演 (A席・2階6列25番、9000円)

【脚本・歌詞】ミヒャエル・クンツェ
【音楽】シルヴェスター・リーヴァイ
【演出・訳詞】小池修一郎

【キャスト】(今回のWキャストは前者)
トート・Wキャスト(死の帝王)…山口 祐一郎、武田 真治
エリザベート・Wキャスト(オーストリア皇后)…涼風 真世、朝海 ひかる

フランツ・ヨーゼフ・Wキャスト(オーストリア皇帝)…鈴木 綜馬、石川 禅
ルイジ・ルキーニ(皇后暗殺者)…嶋 政宏

マックス(エリザベートの父親)…村井 国夫
ゾフィー・Wキャスト(皇太后)…寿 ひずる、初風 諄
マダム・ヴォルフ…伊東 弘美
ルドヴィカ(エリザベートの母)…春風ひとみ

ルドルフ・Wキャスト(皇太子)…伊礼 彼方、浦井 健治

シュヴァルツェンベルク侯爵…阿部 裕
リヒテンシュタイン伯爵夫人…小笠原みち子
ヴィンデッシュ…河合篤子
エルマー(革命家)…中山 昇
グリュンネ伯爵…治田 敦

<トートダンサー>
飯田一徳、佐々木信彦、柴 一平、白髭真二、 遠山大輔 、遠山裕介、西田健二、東山竜彦

<男性アンサンブル>
大江尚殻、大谷美智浩、小原和彦、KENTARO、さけもとあきら、篠原功生、砂川直人、武内 耕、谷口浩久、俵 和也、中山 昇、藤森 徹、松澤重雄、森田浩平、横沢健司

<女性アンサンブル>
一倉千夏、家塚敦子、柏木ナオミ、樺島麻美、木村晶子、久路あかり、栗原朗子、後藤 藍、谷合香子、中山旦子、茉莉杏、南海まり

【ストーリー】(ちらしより)
1898年9月10日、ジュネーブ、レマン湖のほとりで、オーストリア皇后エリザベートが暗殺された。暗殺者は、イタリア人無政府主義者、ルイジ・ルキーニ。逮捕されたルキーニはその後、独房で首を吊り、自ら死を選んだ。だが死してもなお、彼に問い続ける声は止むことがない。
「なぜ、エリザベートを殺したのか?」
姿のない声に向かってルキーニは「皇后本人が望んだんだ!」と、エリザベートの物語を語り始めた。
闇に閉ざされた世界から、かつて彼女と共に生きた人々が次々と現れ始める。
そこには、黄泉の帝王・トート、またの名を“死”の姿があった…。

【感想】
宝塚でも再三上演され、東宝ミュージカルでも一路真輝さんがエリザベートを演じていて、今日一緒の友達2人は見たことがあるのだけど、私は初めて観ました。

一度はチラシ読んでいたのに、すっかり忘れていて、最初のシーンの人々は亡霊だったみたいです。
ルドルフ皇太子が長女が生まれる前に居たのに、何で?って不思議に思ってしまった。

ルキーニが殺人者であり、進行役も兼ねていて、説明してくれるんだけど、嶋政宏の台詞が聞き取れない。
顔も濃いし、声も粘っこいし、いくらちょっと精神的におかしい人とはいえ、嫌だ〜ふらふら

ミュージカル自体、苦手っていうのもあるけど、群衆が唄い出すと、音カラオケがわ〜と反響してますます歌詞が分かんないよ。
2階席で上の階の庇が天井になって低いからかなと思っていたけど、3階席の友達も同じだったみたい。音響悪いと折角の歌も台無しだわバッド(下向き矢印)
新しい劇団四季の方は良いのかな?

さすが元宝塚男役トップ。涼風真世さんは可愛くて声も良い。友達曰く「七色の歌声は健在で嬉しい」と。
本当に可憐な少女の役から威厳に満ちた皇后の役まで、声で演じ分けていて素敵でした。

トート役の山口祐一郎さんは、1幕は相手が可愛いカナメさんということもあってか、ちょっと野太いというか深みあり過ぎてソフトな印象。
2幕でルドルフ皇太子との絡みとかで盛り上がってホッとしました。
それにしても、武田真治さんのトートを見てみたかったなあ。背が低いので釣り合いはどうか分からないけど、もっとクールな魔性の魅力を感じることができたような気がする。

皇帝の浮気で、性病をうつされたエリザベートが18年も外遊するなんて、根っからの自由人だったのね。
義務に縛られた生活が合わなかったんだろうけど、見捨てられた子供が可哀想だぞ。

『オルフェウスの窓』でロシア革命を読んだ後だけに、この辺りの歴史ももう一度勉強し直さなきゃね。
バルカン半島は今でもくすぶってるもんね。

そういえば、ルキーニが時々イタリア語を挟んでたから何故かなと思っていたら、イタリア人だったのね。
どうして、ここでイタリア人が?ハプスブルグ家とイタリアって何か関係があったっけ?
オーストリア皇帝がハンガリー国王を兼任できた経緯も?

ヨーロッパの皇室同士の繋がりも同じ名前が多いこともあってややこしい。

今度、宝塚でも再演があるそうな。また誘ってね。
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2009年01月25日

花組 幻想歌舞劇『太王四神記』−チュシンの星のもとに−:宝塚大劇場

韓国ドラマ『太王四神記』を舞台化すると聞いて、韓国ドラマファンとしては見ようかどうしようか迷っていたのだけど、友達のブログでドラマを見てなくても面白そうだったので、この週末急きょ行くことにしました。
と言っても、休みとなるとついつい夜型人間になってしまい、DVD見たり本を読んだり夜更かししてしまうので、土曜日は11時公演に間に合わず。15時からは貸切だったので断念。(ダメだ〜ふらふら
今日は11時が貸切で、15時からの公演目指してゆっくり行きましたが、さすがに週末はチケット完売。当日券は立ち見席のみになってました。
ぎりぎりまで捌きチケットないかと待ってみたけど無理そうなので、立ち見席(2,500円)を購入。
1階の後方の手すりに持たれられて、ど真ん中で見やすかった。立ち仕事には慣れてるから2時間半(15:00−16:20,16:50−18:00)なら大丈夫そうです。

宝塚大劇場ホール.JPG宝塚自体、夢中になっていたのは20年以上昔。最後に観てからも10年以上経ってるかな。

地震後、建て替えられたので、ホールも広くなってます。ファンシーショップや宝塚歌劇グッズも一杯あったよ。



太王四神記_宝塚.jpg
【脚本・演出】小池修一郎

【配役】
ファヌン/タムドク…真飛 聖
カジン/キハ…桜乃 彩音
ヨン・ホゲ…大空 祐飛

ヤン王…星原美沙緒
ヨン・ガリョ…夏美 よう
カグン将軍…高翔 みず希
ソノ部族長…眉月 凰
大神官…絵莉 千晶
ヒョンス/フッケ将軍…悠真 倫
プルキル(大長老)…壮 一帆

セオ/スジニ…愛音 羽麗
ヒョンゴ…未涼 亜希
パソン…桜 一花
サリャン…華形 ひかる
チョロ…真野 すがた

チョ・ジュド…紫峰 七海
カクダン…望月 理世
セーム…花野 じゅりあ
チャピ/トラジ/産婆…初姫 さあや
イルス…日向 燦
スンノ部族長…紫陽 レネ
コ将軍…扇 めぐむ
カンノ部族長…夕霧 らい
チョク・ファン…祐澄 しゅん
チュムチ…朝夏 まなと
チャンミ…華耀 きらり
セドル…月央 和沙
ヒョンミョン…望海 風斗
メファ/ホゲ(少年)…白華 れみ
モラン…華月 由舞
チュモン…嶺乃 一真
ポッコッ…芽吹 幸奈
ナリ…梅咲 衣舞
モンニョン…瞳 ゆゆ
タルビ/タムドク(少年)…野々 すみ花
クカ…花蝶 しほ
スリョン…月野 姫花

【解説】(宝塚歌劇ホームページより)
紀元前から7世紀まで朝鮮半島に実在した「高句麗」を舞台に、主人公タムドクが真の王へと成長していく姿を、数千年の時を超えて繰り返される運命と切ない愛を絡めて描いた、ペ・ヨンジュン主演で話題の韓国歴史ファンタジードラマ「太王四神記」。
宝塚歌劇では舞台ならではの演出を凝らし、スケールの大きい一本立て大作としてミュージカル化。
宝塚歌劇95周年の幕開きを華やかに彩ります。

太王四神記緞帳.JPG【感想】
出演者の名前も何も全く分かりませんでした。

それでも、内容を知っているので(以前、ドラマの感想をブログに書いた)、すんなりとこの世界に入っていくことができた。

あの長い内容をどう演出するのか興味があったけど、ほんとに良いとこ取りでよくまとまってるなあ。
舞台転換も、回り舞台を多用し、暗転でバタバタすることなく、次のシーンにスムーズに移っていくので目を離すことがなくて良かった。
ドラマでのアクションシーンは、宝塚らしく群舞で表現していてワクワク・ドキドキ揺れるハート
炎の照明効果も上手かったなあ。衣装もドラマ以上に豪華絢爛ぴかぴか(新しい)

初めて見るトップスター(全員なんだけど)の真飛聖さんは貫禄もあって目鼻立ちがはっきりしていて品格があるからタムドクにはぴったり。
娘役トップの桜乃彩音さんは韓国ドラマに欲しかった〜。ムン・ソリの演じたキハでは、タムドクとくっついて子供まで作っちゃうとはどうも想像できなかった。
まあ、キハの方が美しかったら、韓国ドラマのように、キハが死んで、キハの子供を守り育てたスジニをタムドクが探し求めるという結末にはならなかっただろうけどね。

宝塚版は、スジニがまったく目立たず、子供を殺されそうになったキハが黒朱雀になったのをタムドクが愛し、朱雀に戻すってことみたいです。
最後に二人がゴンドラに乗って、客席前方に向かってせり出してきて、高らかに愛の歌を歌ってるから、そういうことよね?
観劇仲間の方は、cocoさんが詳しくは書いてくれそうだからそっちを見てね。

ホゲも最後の場面では、少年時代の言葉「お前が王なら、僕は将軍」を思い起こして、宝塚らしく美しく死んでいきます。見せ場ですなあ。

ドラマでは、火天(ファチョン)会大長老役のチェ・ミンスしかり、脇役が上手いからなあ。
物足りない部分もあるけど、短時間だから性格描写までは難しい。
それでも、ず〜と飽きることなく見ることができました。
最後の15分はショーとフィナーレも用意されているので、宝塚を久しぶりに満喫した一日でしたるんるん
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2008年12月10日

『表裏源内蛙合戦』:シアターBRAVA!

表裏源内蛙合戦.jpg公演日程:2008年12月9日(火)〜14日(日)

作:井上ひさし
演出:蜷川幸雄
出演:上川隆也/勝村政信/高岡早紀/豊原功補/篠原ともえ 他


【公演について】(ホームページより)
江戸時代の天才・平賀源内は、「エレキテル」の発明や「戯作」執筆など、ジャンルを問わず奔放な才気を開花させる一方、当時の社会からは「異端」「奇人」として扱われました。
その一代記を描いたこの喜劇には歌に、踊り、これでもかという言葉遊びなど満載の笑いとともに、作者のシンパシーを込めたインテリ批判が内在されています。

ドラマは“表”と“裏”に二分された“源内”の喜劇的合戦によって展開してゆきます。
“表の源内”にはコクーン初登場、今年は舞台のロンドン公演も決定し、映画・ドラマでも充実した演技を魅せる<上川隆也>、“裏の源内には”TVでの活躍も目覚しく、蜷川作品には欠くことのできない<勝村政信>。

さらに、映画での世界進出宣言でますます輝きを増す<高岡早紀>、舞台出演で新たな魅力を発揮している<豊原功補>、確かな演技力と個性の<大石継太>、<立石凉子>、<六平直政>といった豪華かつ頼もしい顔ぶれが集結。
そして、このたび、蜷川作品初参加となる<篠原ともえ>、映画「クローズ ZERO」出演でブレイク中の<高橋務>の出演が決定!

個性的・魅力的なキャストを得、蜷川幸雄が井上ひさしの伝説的コメディー音楽劇に、いかに挑むか!?どうぞご期待ください!!


【あらすじ】(ホームページより)
時は享保十四年、貧しい足軽の家に生まれた四方吉は、四国随一の神童と呼ばれる美少年に成長し、松平藩の若君・頼恭の遊び・勉学の相手を務めるようになる。
成人した四方吉(よもきち)は平賀源内と改名し、官費で長崎に留学し、阿蘭陀語や医学を学ぶ。そこで密輸で捕らえられた、遊女・花扇と出会う。

その後、本草学を究めるために江戸へ留学し、日本初の物産会をひらく資金繰りのために三井高光のもとを訪れ、鳥山検校のめかけ青茶婆(じつは花扇)と再会する。
若手第一の本草学者となった源内は、立身出世を狙い幕府に士官するために高松藩辞任願いをする。面白くなく思った頼恭は、辞任を受託するとともに他藩への仕官を禁じてしまう。

出世の道を断たれた源内は蟄居の身となりながらも、新たな開発・発明を続ける。
しかしそれは民衆の生活には届かず、やがて江戸中から"山師"と呼ばれるようになり・・・。

【感想】
今日も今日とて、当日券で、開演1時間10分前に並んで私だけ。人気ないの〜?
残ってる席は10席もなかったけどね。真ん中通路挟んで後ろの最前列S席・L列21番(10,500円)をゲット。

前回見た『道元の冒険』に引き続き、井上ひさしさんの作。
公演時間は14:00-16:05(休憩20分)16:25-18:10
長〜い、長すぎる!腰が限界です。

鎖国時代とは思えぬくらい、西洋の文化や技術を習得し、その才能は特別だったみたいですね。

「夏バテ防止の為に土用の丑の日にウナギを食べる」風習が、鰻屋に頼まれて、平賀源内が考案した広告キャッチコピーが元との説があることは知っていましたが、他にもいろいろ戯作を残したり、鉱物から作った絵具を開発し、大和絵も誕生させたみたい。
(あれっと思ったので、後で調べると、大和絵そのものは源氏物語に代表されるように以前からあったけど、江戸時代の浮世絵の多色摺りを実現させたってことでしょうか)

緞帳が上がると裃着けた役者さん達が勢ぞろい。わおっ、宝塚のお正月公演だわ。
後ろは全面鏡張り。ぎょえ〜、私たち観客席がまる写し。
群衆を表現するときに、人数少なくても多く見せる効果はあるけれど、その世界に入って行きたいのに、自分の姿を見てしまうと(誰が誰かは分からないにしろ)現実に引き戻される感じがしてげんなり。

発明家のエピソードを中心に、発明秘話が面白おかしく語られるのかと思ったら、誕生から死ぬまでの彼の一代記でした。
だからちょっとピントがボケてしまった気がする。

母親の股の間からいきなり赤ん坊の顔が出現(+_+)
上川さんが頭だけを出して、手足は指人形のよう。しっかり赤ちゃんの表情をうまく出しているのは流石に役者です。

次には美少年に成長。
高松藩も幕府も、出てくる若殿がどちらもバカ殿ってどうもねぇ。

吉原にも関わってたみたいなので、かなりエッチな演出もあり。下ネタ多すぎるよぅ。

彼の表の顔と裏の顔を別の人間が演じているというのも、斬新なアイデアだけど、その違いがどうだというのか?
誰にも建て前と本音があるでしょう。だけど、彼は本音だけで生きていたように思うけど。

何処でも言われることだけど、本当に生まれてくるのが早過ぎたね。

後から知ったことだけど、彼は男色家だったみたいね。

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2008年08月08日

『道元の冒険』:イオン化粧品 シアターBRAVA!

道元の冒険.JPG
公演日程 2008年8月3日(日)〜 8月10日(日)

作:井上ひさし
演出:蜷川幸雄
音楽:伊藤ヨタロウ

出演:
主として道元に扮する男/男…阿部寛

主として懐奘に扮する男/
精神鑑定医A、良観、豪雲、公円、栄西、如浄、親鸞…木場勝己

主として義介に扮する男/
警官、赤橋政方、学生A、青年道元…北村有起哉
主として義演に扮する男/
精神鑑定医B、正覚尼の信男、源実朝、老典座、衆僧、日蓮…大石継太

主として義尹に扮する男/
鷹司兼平、学生B、明全、読書人、衆僧、壮年道元…高橋洋

主として禅僧一に扮する女/
彩雲、少年僧A、姑娘、衆僧、帝…神保共子


主として禅僧二に扮する女/
少年道元、赤橋の家来、姑娘、衆僧…栗山千明

主として禅僧三に扮する女/
正覚尼、男の妻、姑娘、衆僧、貴族A…横山めぐみ

主として禅僧四に扮する女/
玄雲、介添僧、少年僧B、姑娘、衆僧、貴族B…池谷のぶえ

主として禅僧五に扮する女/
泰雲、看護婦、姑娘、衆僧…片岡サチ

看護夫…手塚秀彰
観光バスガイドの女…茂手木桜子
御仏…金子文

【紹介】(シアターBRAVA!ホームページより)
鬼才・蜷川幸雄が奇才・井上ひさしの初期傑作に挑む!
多彩な劇中歌がふんだんに盛り込まれた、豪華キャストによるスリリングな物語。

日本曹洞宗の開祖・道元と怪しげな新興宗教の教祖。
700年あまりの時空を越えて、夢の世界でもつれあう二人の男の記憶と思想。
冒険の果てに描き出される、信仰と社会の狂気とは…

ブラックユーモアあふれる言葉遊びやバラエティに富んだ劇中歌など、井上戯曲の魅力が怒涛のごとく感じられる濃厚な劇世界。
10名あまりの俳優がスピーディな役替えにより全役を演じ分ける独特のスタイルで、人間社会の表と裏を克明に照らし出す!

【あらすじ】(プログラムより抜粋)
時は寛元元年(1243年)。
日本曹洞宗の開祖・道元によって開かれた興聖宝林寺では、開山七周年の記念に弟子の禅僧たちによる余興『道元禅師半生記』が上映されようとしていた。
このところ道元は、ひどく頻繁に夢うつつの世界に迷い込んでしまう。
夢の中で彼は彼でなく、いつの時代か、婦女暴行の容疑で拘留中の一人の“男”になっていた。

一方、現実の世界でも道元は、既存の仏教を否定し、新仏教を立ち上げたことにより、幕府や朝廷、比叡山の僧兵たちから睨まれ、その圧力に動揺を隠せない。
誠の教えを求め、悟りを開いて世情を超越したはずの道元だが、いつしかその心を迷いの渦に絡めとられていき―。

【感想】
当日券狙いで、開演1時間15分前に並び、1番目。前だけど左にするか、後ろでも見やすい真中にするか悩んだけど、係員の方が「阿部寛さんのファンなら、左側が見やすいですよ。」ということでC列13番の席をゲット。

井上さんが書いた原作7時間くらいかかる作品だったらしいけど、初演で4時間位と聞いていたので、覚悟して行きましたが、今回もっと短く脚本を書き直したそうです。
18:30-20:00(休憩15分)20:15-21:45と実質3時間でちょうど良かった。

やっぱり蜷川さんだなあ。最初から最後まで飽きさせないエンターテイメントさ。
話はやたら仏教用語はあるし、2つの時空を行ったり来たり、余興も間に入ってくるから、とっても難解で忙しい。

役者さん達も10人が何役もこなす早変わり。大変だっただろうなあ。

それでも今回、音楽を担当した伊藤ヨタロウの曲は乗りがよく、ミュージカル仕立てになっているので、コミカルで楽しく、反復することで言葉も理解しやすかった。。

私は仏像好きなので、しょっちゅう博物館やお寺に行ってるから、少しは仏教の世界に詳しくなりました。だから理解できたのかも。

阿部寛は身体デカイから存在感がある。それに「結婚できない男」や「トリック」でも見られるように、真面目に振る舞えば振る舞うほど笑いがこみあげてくる、独特の雰囲気がある。

全く違う人間を上手く演じ分けてました。
席良すぎて、じ〜と見つめられた時はどっちを向いていいやら揺れるハート(こっち見てないって?笑)。

安心感のある木場さんや、面白いキャラの大石さんや、何だか憎めない感じの北村さんや、凛々しい栗山さんなど、役者ぞろいでした。

大、大満足。

【仏教用語】
[只管打座(しかんたざ)]
「ただ、ひたすらに座る」という意味で、道元の禅の教義をもっとも端的に示す言葉。
悟りのために坐禅を行うのではなく、余念を交えず、体と心を一つにして、ただ「座ることになりきる」ことを言う。

[身心脱落(しんじんだつらく)]
一切の執着心から離脱し、雑念を払って身心が自由自在の境地へ入っていくこと。
曹洞宗の宗学においては、ただ座禅している状態そのもの(只管打座)がまさに身心脱落であるとされる。
如浄の元で道元が悟りを開く機縁となった言葉。

[眼横鼻直(がんのうびじょく)]
意味は、「眼は横に並び、鼻は直(たて)についている」つまり、当たり前のこと。
欲やこだわりを捨て、当たり前のことを当たり前に、あるがままに受け止めることが仏法である、と南宋留学から帰朝した道元が最初に説いた言葉。


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2008年07月26日

『かもめ』:シアターBrava!(大阪)

かもめ.jpg原作: アントン・チェーホフ
演出:栗山民也
翻訳:沼野充義

【キャスト】
トレープレフ…藤原竜也
トリゴーリン…鹿賀丈史

ニーナ…美波
マーシャ…小島聖

ドールン…中嶋しゅう
シャムラーエフ…藤木孝
ポリーナ…藤田弓子
メドベジェンコ…たかお鷹
ソーリン…勝部演之

アルカージナ…麻実れい

【ストーリー】(ホームページより抜粋)
チェーホフの4大戯曲の中でも最高傑作と名高い「かもめ」を、豪華オールスター・キャストで上演!

演出は、栗山民也。
大女優アルカージナと彼女の恋人である有名な流行作家トリゴーリン。
女優志望の娘ニーナと作家志望の青年トレープレフ。
芸術に翻弄され、壊れゆく人々の美しくも愚かな物語。

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19世紀末帝政社会崩壊前夜のロシア。

退屈で惰性的な時代に我慢がならず、前衛的な劇の創作にその不満の発露を見出そうとしている青年トレープレフ(藤原竜也)は、美しい湖のほとりにある母の兄ソーリン(勝部演之)の田舎屋敷に住んでいる。そこへ、著名な作家トリゴーリン(鹿賀丈史)を連れて、モスクワから戻ってきた大舞台女優であるアルカージナ(麻実れい)。

トレープレフは湖の向うに住む女優を夢見る地主の娘ニーナ(美波)に恋をしている。彼は自作の劇にニーナを主演させ、母であるアルカージナらの前で上演するのだが、アルカージナは茶化すばかりで真剣に取り合わない。怒ったトレープレフは劇を中止する。医者のドールン(中嶋しゅう)はトレープレフの才能を評価し、励ます。一方、ソーリン家の執事シャムラーエフ(藤木孝)とポリーナ(藤田弓子)の娘マーシャ(小島聖)は常に喪服をまといトレープレフを愛しているが、その想いは届かない。さえない教師メドベジェンコ(たかお鷹)はマーシャを愛しているが、マーシャは無視している。ニーナはトレープレフの想いに気づいているが、女優として大きく成長しなくてはならないという野心に溢れている。ニーナの気持ちを受け止めたのは、トリゴーリンであった。そんな中、トレープレフは、自殺未遂をおこす。女優としての名声と成功を夢みて、アルカージナとともにモスクワへ帰るトリゴーリンを追ったニーナだったが…。

【感想】
チェーホフって、舞台では有名だけど、どれも本を読んだことがなくって、この舞台を見る前に予習しておこうと思っていたのに、出張に振り回されて図書館に予約しそびれちゃった。

何の先入観もなく見るのも良いかなと思っていたけど、原作はあんな感じなの?
どうもオチャラケた感じで、深刻な感じがしなかった。

藤原達也は東京公演からの続きで、明日が千秋楽ということだから、かなりの長丁場。台詞劇だから声が掠れちゃってる。

もっとピュアでありながら、破滅的な想像をしてたので、ちょっとイメージが違った。
スチール写真を撮った時は、映画の「カメレオン」を撮ってた時だったので、舞台のオールバックな髪型とは違ってるのは仕方ないとしても、仕草とかもまだ「カメレオン」の演技を引きずっているような気もした。

麻実れいさんも、元宝塚の男役だから、もっと低く色っぽい声を想像していたのに、意外と甲高い声をしててびっくり。

ニーナ役の美波も写真から想像してた声とは違って、キンキンした声に聞こえた。

トリゴーリンにも捨てられ、夢が壊れてぼろぼろになったニーナを、打ち殺されたカモメに投影させてるそう。

話がどうも上滑りで、感動がなかったなあ。ちょっと残念。

演劇やってる友達曰く、チェーホフを演じるのは難しいらしい。

すでに破滅しているのに、表面上は華やかに振る舞うっていう話が多いとのこと。
あの時代のロシアの世相が反映しているのかな?
底の方に深い物があるけど、見せてる部分は氷山の一角らしい。

原作読んで、もっとイメージを膨らませてから行けば良かったのか、それとも演出の仕方が私好みじゃなかったのか。

他の劇団か、他の作品を観てみたいと思います。



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2008年07月12日

Studio Life『Tamagoyaki』(パックンチョ):エコー劇場(恵比寿)

tamagoyaki.jpg

出張の気分転換に東京に繰り出したものの、ちょうど見る美術展もなく、友達が見るという舞台を奥田君目当てでソワレのみ当日券で並びました。

1時間半前に整理券、1時間前(17:00)にチケット発売。友達と待ち合わせていたので、スパゲティセットを注文して、行ったり来たり。
C列14番(補助席)をゲット。

公演日程:2008年7月2日(水)〜13日(日)
作・演出:倉田淳
照明:森田三郎/山ア佳代
音響:竹下 亮
美術・舞台監督・ムーブメント指導:倉本徹
衣装:石飛幸治
振付:TAKASHI

出演:
[パックンチョ]
時男…奥田 努
翔…小林 浩司
蟻巣…三上 俊

時男2…神野明人
翔2…原田 洋二郎
蟻巣2…谷屋 桃威

店長/真似木…大沼 亮吉

堤先生…冨士 亮太
百合子先生…吉田 隆太
稲葉君…下井 顕太郎
博士…藤原 啓児

アップルちゃん…仲原 裕之
レモンちゃん…青木 隆敏
パインちゃん…石井 昭裕

店の客…冨士 亮太
店の客…緒方 和也
店の客…堀川 剛史

もう一つのチームの配役も一応記入しておきます。
[おっとっと]
時男…仲原 裕之
翔…小林 浩司
蟻巣…青木 隆敏

時男2…緒方 和也
翔2…石井 昭裕
蟻巣2…堀川 剛史

店長/真似木…大沼 亮吉

堤先生…冨士 亮太
百合子先生…吉田 隆太
稲葉君…下井 顕太郎
博士…藤原 啓児

アップルちゃん…奥田 努
レモンちゃん…三上 俊
パインちゃん…原田 洋二郎

店の客…冨士 亮太
店の客…神野明人
店の客…谷屋 桃威

【あらすじ】(Studio Lifeのホームページより抜粋)
何の夢も希望もない生活を送るキャバレーの従業員、時男(トキオ)、翔(カケル)、蟻巣(アリス)。
彼らはひょんなことからタイムマシーンを開発した博士と知り合い、現状から逃げ出すためにタイムスリップを決意する。
そして彼らは、小学生時代へとたどりつき、その頃の自分と出逢う。子供時代の生意気な甘えん坊な要領のいい自分たち。憧れていた先生、いじめられっ子の同級生。
だんだんとその頃の気持ちがよみがえる。
しかし、そこで思い出したくない出来事に会い、彼らは時空間へと迷い込む…!!

【感想】
私の好きな倉田淳さんのオリジナル作品で、今までにも何度か再演されているらしい。
1990年にパルテノン多摩小劇場フェスティバルに参加し、最優秀劇団賞も頂いたそうです。
今回「次世代を担う演劇人育成公演」ということで若手劇団員中心の公演です。

いつものStudio Lifeでは端役しか演じる機会のない役者たちの、パワー溢れる楽しい舞台を見ることが出来ました。
両チームとも出ずっぱりの小林君、「彼、どこの子?」って聞いてヒンシュクものでしたふらふら(ライフの子だったのね。ごめんよ。)

私が気に入ってる奥田君はもちろん良かった。新たな発見はちょっとヤクザな役が多い大沼君が、いつものままの店長役と、いじめられっ子の真似木を演じ、そのギャップに驚きました。なかなかの役者さんだったのね。

キャバレー部分は、おかまバーにしか見えない。ダンスは頑張ってるんだろうけど、要らないシーンな気もする。

過去に戻って、やり直すことが出来て、悪ガキ3人も真似木も心の傷は癒えたのかな。後悔は先に立たずだね。

おっとっとチームは見てないけど、3人のバランスはパックンチョチームの方が良かっただろうなと想像できる。

遠足や音楽の授業とか、小さい時を思い出して懐かしかった〜。

吉田君は綺麗で可愛い先生を好演してました。ピンクのトレーナーがよく似合う揺れるハート

最後の舞台あいさつにはゲストに石飛さんと芳樹さんが登場。芳樹さんが21歳の時に初めて演じた話をしてくれました。
その頃は今以上に激しい舞台だったようです。

日曜日の千秋楽は皆、涙々だったそうです。思い入れの強い作品になるだろうね。初々しい作品もたまには良いかも。



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2008年06月21日

『LOOP!LOOP!!LOOP!!!2008』:インディペンデントシアター2nd(大阪市)

今日は大阪で一日仕事だったので、友達が企画している演劇を見に行ってきました。

3人の作家による30分の物語3作品を上演するオムニバス形式の公演。
3つの物語はそれぞれ独立していながらも連続し、絡み合い、始まりも終わりもない無限ループの物語になっています。

今日は順番をジャンケンで決定し、明日の8時間ぶっ通し公演は今日のアンケート結果によって決めるそうです。

loop3.jpg

★Maverick CORE「ハツコイ28」
作・演出:上田ダイゴ
出演:
夏美…太田真紀
ナナ…沖中千晃 
岡嶋…杉森大祐
木佐貫…森岩宏文 


★特攻舞台Baku-団「ピッツァ・ヒーロー・ミックス」
作:水本剛
演出:Baku-団マスク
出演:
レッド…白井宏幸
ブルー…鈴木洋平
イエロー…水本剛
博士…谷屋俊輔

★スプートニク「上新城先生上海出張中につき」
作・演出:鈴木径一郎
出演:
アオイ…土屋甫
石川…江本真里子
東…岡本覚
エム子…谷村唯奈
Bトー…吉圭三太
???…伊藤晃太

【感想】
面白い企画だった。内容的には繋がったイメージはいま一つ。作家が違うからテーマが違って当たり前だけど。

「ハツコイ28」は、高校生に恋したOLが、妹の制服を着て、電車の中で告白しようとする話。

純な姉の有り得ない妄想シーンや、伊坂 幸太郎の『陽気なギャングが地球を回す』みたいなUFJ銀行とUSJを掛けたギャグも面白かった。

福山雅治のマネは全然!似てな〜い。怒るでちっ(怒った顔)

「ピッツァ・ヒーロー・ミックス」は、何処かで見たような発想の内容ながらも、心と体が入れ替わった演技がなかなか特徴を捉えていて笑えた。
合体するボタンを押して、暗転する度にどう変化するのかわくわくしたよ。
最後のどんでん返しの猫の鳴き声もびっくり。そこに落ちがあったか。

「上新城先生上海出張中につき」は、どうも何が言いたいのか全く分からなかった。
別に現実的である必要はなく、宇宙人が出てこようとお芝居だから何でも有りだと思うけど、結局、事件の真相は何だったの?

私的にはこの最後の作品を1番にして、ピッツァで元気に締めて欲しいな。



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2008年06月06日

Studio Life『夏の夜の夢』(Diana):シアター・ドラマシティ(梅田)

昨日に続いて、今日もチケット当日券並びました。
16:40から並んでみましたが、6番目。今日は早く並んでも良い席は残っていなかったようです。(23列5番)

チケットをゲットした後、愛媛からの友達とカプリチョーザで腹ごしらえ。
終了は22時を過ぎるからね。途中でお腹鳴ったら格好悪い。

●出 演 :
[ Diana(ディアナ)チーム]

ライサンダー…山本芳樹
ハーミア…松本慎也
ディミートリアス…奥田 努
ヘレナ…関戸博一

パック…小野健太郎
オーベロン…石飛幸治
ティターニア…林 勇輔

イジーアス…前田倫良

シーシアス…牧島進一
ヒポリタ…岩ア 大
フィロストレイト…緒方和也

ボトム…山ア康一
フルート…青木隆敏
スナウト…船戸慎士
スナッグ…大沼亮吉
スターヴリング…政宗
クウィンス…藤原啓児

豆の花…三上 俊
蜘蛛の糸…冨士亮太
蛾の精…加藤陽平(客演)
からしの種…吉田隆太

【感想】
今日の「ミニマム」チームは、不利でしたね。どうしても「バカデカ」チームと比べると見劣りしちゃうもん。

1部は可愛い子ぶりっこ全開で、私はぶりっ子嫌いなの知ってるだろ!・・って知らないか。(苦笑)

2部はやっと少し弾けて、楽しめた。

松慎のハーミアは2部の方が地の男っぽさが出て、心変わりしたライサンダーに切れる雰囲気が面白かった。
それでも、大ちゃんの方が気の強さと目を見開いた時の美しさのギャップが良いわ〜。

ヒポリタ対決は、松慎の方が私好み。
足かせに繋がっている鉄球?を手に持っているんだけど、松慎はバックでも持ってるような優雅さで足かせの球とは気付かなかった。
素足で階段を下りてくる時に、華奢な足首に足かせがあるので気が付いた。
それに対して、大ちゃんは軽々と重い球を振り回しそうなイメージ。足もデカイ!

芳樹さんのライサンダーは、後のシーンの霧の中でパックが誘い出すための伏線になるんだろうけれど、ヒ〜ヒヒヒって、どこか頭がイカレたような声は止めてくれ〜。
奥田君のディミートリアスは、カトチャンケンチャンみたい。なかなか面白い役作りしてました。

可哀想なのはヘレナ役の関戸君。昨日の岳大さんのあの百面相には太刀打ちできないよねぇ。
それでも結構健闘してたと思うよ。
あの岳大さんって何者ぞよ。私がしばらく見ていない間にかなり客演で出てたみたいだけど。

小野君のパックは似合いそうだなと思ってたんだけど、実際はちょっと堅くぎこちなかったかな。
倉本さんのちょこまかとしたコミカルな動きの方がパックらしい。
昨日の花を忘れたシーンはいつもアドリブを入れるらしいので、忘れたという設定も、もしかしたらアドリブだったのかもしれないけど、自分たちで墓穴掘っちゃったってところかしら。

マッキーのシーシアスは弱いイメージと聞いていたけど、今日は恋する男って感じの心の動きが表情に出てて、格好良かった。
友達も今日のマッキーが一番だと言ってたくらい。

終電ぎりぎりまで、マクドで演劇談義。また観たいなあ。

☆次回公演は『マージナル』8月28日(木)〜9月28日(日)原作・萩尾望都
「砂漠編」「都市編」と2部構成のうえ、ダブルキャストときているから、全作品見るには昼夜公演2日間かかる。おまけに、紀伊国屋ホールだから、座席狭くて腰が痛くなりそうだよ。
観たいけど、東京まで行くの悩むなあ〜。チケットもどうなるか分からないし。


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